Derailleur Brew Works(ディレイラブリューワークス)は朝から酒を楽しむ街「AREA2470=ニシナリ」にこだわり、西成ライオットエールのレシピを再現するために設立された、クラフトビール工場と企画運営チームの集合体です。
フランス語で「道を外す者=生き方を自分で選ぶ者」を意味するディレイラを冠し、常識や一本道に囚われない発想やマインドで、ビールを作り続けていくことを信念としています。
ひとつひとつのビールには、それぞれ込められた思いや背景があります。誰が、何のために醸したのか。どんな想いで醸したのか。悔しかったのか、喜んで欲しかったのか。寂しさを癒やすためだったのか、または、怒りだったのかもしれません。
届けたかった、伝えたかった、思いや背景を、私たちは、ビールの味だけでなく、ラベルのデザインもすべて活用して、伝えていきたい。
人生の数だけ、物語(ストーリー)があるように。醸されたビールの数だけ、物語がきっとある。
言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙が、しばしば人を説得する。だけど、沈黙だけじゃ、伝えきれない想いが溢れるのなら。そっと、物語(ストーリー)に想いを乗せればいい。ほろ酔うみなさんのそばで、物語とともに。味わってもらえたい、ビールがここにあります。
珍獣
2022年10月18日
一口飲んで「なんだこれ!?」となったビール。ペールエールというから、もっと穏やかな味を想像していたら、口の中で弾ける甘味と香り。ヘイジーIPAなんか飲むと、よくグレープフルーツみたいな苦い味がしますが、ああいうのではなく、本当にフルーツならではの甘さと香りが活きている苦味。果物をそのままかじっているようなジューシーさはもはやペールエールという粋を逸脱した個性と味の強さで、それでいてジュースみたいにゴクゴクいけてしまう、完全に未体験の味でした。
ニューワールドイズマイン
スタンドうみねこyoca